赤鬼と青鬼

家族三人で暮らす。栃木と茨城の間で生活を楽しむ。無理はしない。ゆっくり歩く。

感染、隔離、発症 その4

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結局、病名は肺炎だった。

肺炎は男性死因原因でも多い病気らしい。レントゲンでも白い影が映っている。肺炎もレベルがあるらしく私のものは、低いレベルに分類される。五個ぐらいチェック項目があり一個でも該当があると即入院らしかった。私からすれば充分重病であった。

肺炎の治療は薬を飲んで寝ているしかないらしい。お医者さんには、とにかく咳を緩めてくれと頼んだ。そうしないと寝れない。咳は何で夜寝る時決まっていっぱい出るんだろう?皆さんもそうではないですか?

薬局でお薬をもらう。

最近の薬は驚かされた。中でも咳の薬がある。今までは、飲んで治すのが一般的だと思っていた。最近は息を吸いながらシュッと吸う薬、胸にシールを貼って治すものもある。今回貰ったのは、シールのもので貼った瞬間肺がゾワっと広がった様な気さえした。私の勘違いかも知れないが(笑)

とにかく寝ようと思う。

子供の頃、私は薬を飲むのが嫌いでは無かった。今もムスメを連れて行くと昔と変わらず(内容の薬の種類は変わっているんだと思う。)のオレンジ色の粉の薬でフルーツぽい味??の物を処方して貰う。あの薬を飲むのも好きで水を口に含み口の中でフルーツジュースにして飲み込む事にしていた。甘くコーティングされている錠剤も好きだった。ペロペロ舐めていると臭く苦い部分が出てくる。ギリギリのところまで舐めた。やはり1番好きだった薬は咳止めのシロップになる。シロップは皆んな好きだったんではないでしょうか?
我が家で飲んでいたシロップはプリンの上?下?カラメルの部分の濃い味がしていた。

私の薬で苦手な物が無いわけではない。それはやはり、漢方薬になる。どうも口の中に入れた時の臭みが好きでわない。しかし、私の姪っ子はそんな漢方の味が好きらしいわざわざ舐めて口の中で味をしっかり確かめるらしい。

薬を飲むと少し咳は治った。

それからは、とにかく寝る事に注力し、移ると困るので奥様もムスメ様も実家に返し一人で奮戦をしていた。肺に入った病原菌をお薬の力を借りてオラオラオラしてやった。

私の熱は下がった。咳はまだ続き熱が引いても肺が苦しく口の中の痰は血の様な味がしていた。それから二週間は苦しかった。もう肺炎にはかかりたくないものだ。

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今日の一言

春が好き。

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