感染、隔離、発症 その1
そう言えば仕事場で娘がインフルエンザにかかり親父までかかって一家全滅の話を聞いた。
インフルエンザウイルスとは惨忍で無慈悲だなと思う。一家全滅...考えただけでも恐ろしい。
ウイルスなので慈悲の心なんてクソ喰らえボンバーなのだろうが、しかしながらにやめてもらいたい。
そんな私は平成28年の年末12月インフルエンザより厄介な奴に絡まれることになる。
地獄だった。
その日は、朝別段調子が悪い訳ではなくすこぶる快調だった。太陽が清々しく空気が乾燥はしてるが気持ちがいい。覚えてる事は、とにかく寒い日だった。朝ごはんはお茶碗2杯はペロりんこで元気に出勤。夕方までは...
発症
夕方になると体の関節たちが軋んで痛み始めた。頑張って仕事を終え同僚のオヤジに寒いことを告げるとインフルエンザでわないかと言われ少し凹んだ。体調管理がなってないなどと言われ、心のスタンドがオラオラオラオラしていた。
帰りの車でヒーターとシートヒーターを高めにかけてもまだ寒い。これは熱がある事は明白だった。
発症2日 病院にて
あさ1番で順番を取り、病院に乗り込むとすでに結構な患者がいる。
そして洗礼が始まる。
私は病院に熱があることを告げると隔離されることになる。そして驚かされることになるのだ...。
隔離室が玄関前にあるのだ...。
「え...ここ?」
心のスタンドから声が聴こえた、そして患者待合室から丸見えこんにちは状態だった。
そんな中、受付の女性が隔離室の説明とインフルエンザの検査について大きな待合室全体に聞こえる声で説明を始めた。私はこの説明が終わったらあの隔離室に収容されるのかと思うと待合室を見れなかった。もうちょい小さな声で頼む。豪快にインフルエンザフラグをまとってしまった。「気まずすぎるだろう」とは小心者過ぎて言えなかった。
隔離室に入るとゲームバイオハザードにも良く使われるマークがついたゴミ箱が雰囲気を盛り上げた。落ち着かず待っていると、あと一人50代ぐらいのオヤジさんが入って来た。こいつも受付のおねえさんに血祭りにあげられた一人らしい。
早速地獄のインフルエンザ検査が始まるのだがこれがまた痛い。おばちゃん看護師が私の鼻めがけ、綿棒の長くなった検査キットを鼻の奥へと進めグリグリした。それも両鼻だ。看護師からオラオラオラオラと心の声が聞こえた気がする。いやきっと言っているだろうう。オヤジも同じくオラオラを華麗に食らっていた。そんな華麗に技を極めるおばちゃん看護師を見ていると何処かの国のフェンシングの代表華麗な剣さばきを見ているような...。
それから30分ぐらいで結果が出るらしい。
待つことになった。
今日の一言
谷村新司の曲が頭を回って入る。
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