鹿沼の山里に鯉のぼりを見に行った。田舎暮らしがしてみたいと思った場所
鯉のぼりが、ゆらゆら泳ぐ時期になった。
我が家は毎年この時期になるとムスメちゃんの好きな鯉のぼりを見に栃木県鹿沼市中粟野へ行く。恒例となっていた。
周りは山に囲まれて一本の緩やかな川が流れている。山の下には一面の田んぼが広がっていて、山々の新緑が目に優しかった。ここは標高は低い。我が家の近くは葉桜だが、山の中なので、まだ桜が満開を越して少しづつ散り始めている。風が吹くと花びらがゆらゆらと田植えのために貼った水の上に落ちて浮かんでいた。もうすぐゴールデンウイークに入り、田植えで忙しくなる。
この場所に来ると私の田舎を思い出す。
小さい頃、兼業農家をしている父親母親に田んぼに連れてこられた。同じ様に一面田んぼが広がっていた。幼稚園ぐらいだった私は、少し小高くなっている所で一人で遊んでいた。たまに手伝いをしたが、大体は機械がやってくれていた。細かい所は良く田植えを手伝った。
田植えをしたり米農家の関係の方はわかるかもしれないが、代掻きという作業をする。水を入れた田んぼをトラクターで土を砕いて綺麗に平にして行く。平らにした田んぼは風がなければ一面鏡張りのように空の雲を映し出して地面に雲の道ができる。私はその光景が好きだった。
この場所には、小さな直売所がある。私はそこに行くのが楽しみで仕方がない。
遊の郷直売所 - 鹿沼市の野菜・直売所・植物園・花|栃ナビ!
この時期は山菜が並ぶ。ゼンマイ、セリがとても安い値段で売られていた。本当に驚くような価格でスーパーで買う三分の一で買える。そして、この直売所ではエシャロットがこの時期は売られる。私はエシャロットに味噌を付けて食べるのがとても好きだ。ビールのおつまみに最高でビールが進む。
この辺は林業も盛んに行われているようだ。ここ直売所で驚いたのが檜の板も売られていた。この木の板がとても安かった。
きっと製材した残りだとは思うが。
私のようにDIYをしようとホームセンターで買うと結構木の値段は高いものだ。その上日本産の檜となればもっといい価格になる。
買う時、お店のおばちゃんが私に「こんなの何に使うんだい?節もいっぱいあるよ」と聞いて来た。きっと、購入されるとは思わなかっただと思う。少し節の部分が多いが 棚にするので節がいい味を出してくれる。檜は本当にいい香りがする。この香りは心が落ちつく。わざわざアロマオイルを購入するぐらい好きだ。
こんな良い板や農作物が安くてにはいるのだから、田舎や里山にいくべきなんだとおもう。
田舎に住んでいたからわかるが田舎では価値がないものでも都会にくることで価値がでるものが多い。
今この木材をどこで棚にしようか考えている。そのうち、綺麗に削って温かみのある棚できたら最高だ。棚を作る際はまたブログに書こうと思う。
今日の一言
山菜美味しいよね。
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