赤鬼と青鬼

家族三人で暮らす。栃木と茨城の間で生活を楽しむ。無理はしない。ゆっくり歩く。

近頃の若い者は・・・的言葉を聞くのが嫌い。

私が聞く事が嫌いな文言がある。

「近頃の若い者は。」「若いんだからさ」「お前ら世代は(悪口)」てな言葉。少ないが、これを使う人間を見ると、「ああぁ」この人イタイと思ってしまう。似た言い回しも含む。こう言う人は妙に後輩世代を敵視する。

70、80のお爺さん達が言うならなんとなくわかる。しかし、世代問わず使っている。

この文言を噛み砕いて内容を見ると、上から目線で

「俺は大人なんだけどさ、こんだけ私がやってるのに若くて動けるはずのお前は、なんで何もできないんだ。」

「俺は大人なんだけどさ、1番まともで常識を知っていて知識人だよ。」

「俺は大人なんだけどさ、道徳をお前より理解してやっているよ。お前道徳ないよな。」

「俺は大人なんだけどさ、全世代の中で俺らが世代が1番優秀だ。」

てな感じでかなり俺様自慢要素が詰まっている。聞いているだけで心の中で大笑いしてしまう。

そもそも、年下でまだ経験が薄いのが分かっているにもかかわらずこの言葉使ってもいいものか?

確かに年下で勘違いをしている人もいるだろう。そんな人に「近頃の若い者は。」「若いんだからさ」「お前ら世代は(悪口)」なんて言ったら全てのその年代の若い奴がダメみたいになるではないか。大雑把すぎる。

最近、「お前ら三十代世代は」的な事を言われた。三十代の皆様すいません。言われてしまいました。

その後今度は二十代が仕事上失敗をした。今度は「二十代はゆとり世代だから」どうのとか言っていた。私は教育とかに口を出せる事はないが、あくまでもゆとり世代が悪いわけではないと思う。ゆとり世代は訳もわからずゆとり教育を受けていた。それが大人になったら、こんな調子で言われる始末。

ゆとり教育をやって行こうと言い出した世代とゆとり教育に賛同し、ゆとり教育を推し進めた国民全体に責任があるのではないだろうか?

ゆとり教育推進世代のレッテルも用意しても良いんではないか?

こりゃ、乱暴か。

昔、フットサルが流行った時期があった。世の中が日本代表で沸いて、私は二十代前半でサッカー経験が無い。数合わせに誘われたにしろせっかくだから楽しみでシューズも買ってお昼経験者の先輩数人とフットサルの真似事をした。私は経験が無いので足を引っ張っているようだった。私は31才の先輩に「若いのにさー。そんだけしか動けんの?俺おじさんの31だぞ」みたいな事を言われた。さっきまでカッコよくサッカーをやっていた先輩が一気に色あせた。経験が無いのに当たり前だろうと思った。いざ私が31才になった時そんなに体に老いは感じなかった。やはり、俺様凄いだろう自慢だったんだな。

しかし、こんなこと思っている私は性格悪いんだな。

今日の一言

甘いものが食べたい!

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